海外不動産協会コラム(2022年11月14日発行)

【カンボジア】10年間有効の投資家ビザ発給、出入国無制限

カンボジアで、外国人投資家を対象とする10年間有効のビザ(査証)「ゴールデンビザ」の発給が始まる見通しだ。10万米ドル(約1,360万円)以上の投資資金を保有することなどが発給の条件となる。クメール・タイムズ(電子版)などが7日に伝えた。

同ビザの発給は、内務省の認可を受けてクメール・ホーム・チャリティー・アソシエーションが立ち上げた「カンボジア・マイ・セカンド・ホーム(CM2H)」プログラムに含まれる。同ビザ有効期間中の出入国回数は無制限で、5年後にカンボジア国籍を申請することも可能だ。

申請に当たっては、まずCM2Hプログラムの会員となることが必要。同会員として認可された後、14日以内にビザが発給される流れとなっている。

申請の手数料は不要で、◇カンボジア政府が認める国・地域の18歳以上の国民である◇10万米ドル以上の投資資金を保有している◇内務省の承認を得ている――ことなどが条件。学歴や語学の習熟度は問われない。投資資金の条件を満たしていれば、投資家だけはなく、退職者にもビザが発給される。

海外不動産協会:NNA記事より
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2022年7月に発表されたこのニュースですが、ようやく具体的に申請をして承認をもらったという人たちの話が聞けたので、改めてお伝えしたいと思います。
上述の通り、5年×2回の10年の投資家ビザが発行されます。条件は下記の通りです。

■プログラムの特典■
・就労可能な10年ビザ
・カンボジア国内保険(100,000ドル補償)
・空港でのピックアップ(1回)
・会社設立のサポート
・銀行口座開設
・信託口開設
・ワークパミット発行
・カンボジアの運転免許
・教育コンサルティング(お子様用)
・税務、法務コンサルティング
・クメール語翻訳サービス
・Merchants VIPパッケージ(ディスカウントでブランド品購入可能)

■申請要件■
・申請者はカンボジア政府に承認された国、都市、地域であること
・カンボジア内務省の承認を得る必要がある
・18歳以上であること
・カンボジアにUSD 100,000以上の投資資本があること
・カンボジア政府に承認された不動産を持っていること
・語学、学歴不問

1番は銀行口座が開設できることでしょう、これは面白い案件であり、香港や台湾、シンガポールの人たちが既に申請→承認まで認められています。1,000人くらいをターゲットにしているみたいですが、その辺はどうなっていくのか、注視していきたいと思います。

以上