海外不動産協会コラム(2022年6月30日発行)
海外不動産協会コラム(2022年6月30日発行)
【フィリピン】HSBC、22年比成長見通しを上方修正
英金融大手HSBCはこのほど、2022年のフィリピンの実質GDP成長率見通しについて、従来予測の5.7%から6.5%へと上方修正した。
HSBCグローバル・プライベートバンキングの東南アジア部門のジェームズ・チョー最高投資責任者は、「フィリピン経済の推進力は損なわれておらず、個人消費と投資の両方が急速に回復している」と指摘。また、増加が続く在外フィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)からの送金や、政府のインフラ計画も追い風になっているとした。
一方、リスク要因としては、石油や天然ガス、食料品などの価格高騰を挙げた。今年5月のフィリピンの消費者物価指数(CPI)は、前年同月比5.4%と約3年ぶりの水準に上昇している。
フィリピン中央銀行は先月、経済の正常化に伴い強力な金融緩和の必要性が薄れたことから、3年半ぶりに利上げを行っているが、足元のインフレ動向から今後も利上げを継続していくと見られている。HSBCは今後の政策金利について、現行の2.25%から年末までに3.25%、2023年9月までに4.00%に引き上げると予測している。
海外不動産協会: nna記事より
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フィリピンの「良い情報」が続々と出てきています。フィリピン大統領選が終わり、さて次の5年もドゥテルテ政権と変わらないよ、安心して投資してね、コロナも終わりましたね、安心して投資してね、そういう風に言っているような気がします。
そしてそれが数字にも出てきて、次の5年が薔薇色の未来のような雰囲気があります。これはこれで重要なのですが、個人投資家としては冷静に見るべきで、マクロ的にはOK、ただしミクロの部分ではザルになってる可能性もあります。この辺りは極めて慎重に判断していった方が良いと思います。
以上
HSBCグローバル・プライベートバンキングの東南アジア部門のジェームズ・チョー最高投資責任者は、「フィリピン経済の推進力は損なわれておらず、個人消費と投資の両方が急速に回復している」と指摘。また、増加が続く在外フィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)からの送金や、政府のインフラ計画も追い風になっているとした。
フィリピン中央銀行は先月、経済の正常化に伴い強力な金融緩和の必要性が薄れたことから、3年半ぶりに利上げを行っているが、足元のインフレ動向から今後も利上げを継続していくと見られている。HSBCは今後の政策金利について、現行の2.25%から年末までに3.25%、2023年9月までに4.00%に引き上げると予測している。
フィリピンの「良い情報」が続々と出てきています。フィリピン大統領選が終わり、さて次の5年もドゥテルテ政権と変わらないよ、安心して投資してね、コロナも終わりましたね、安心して投資してね、そういう風に言っているような気がします。