海外不動産協会コラム(2022年3月29日発行)

海外不動産協会コラム(2022年3月29日発行)

【フィリピン】「フィリピン不動産ファンド」発表初日で完売

【フィリピン】「フィリピン不動産ファンド」発表初日で完売
海外不動産協会:Property Access 社プレスリリース記事より

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海外不動産協会で個別企業を取り上げるつもりはないのですが、Property Access社が組成した「フィリピン不動産を組み込んだファンド」が初日で完売しました。

これだけ見ると「だからどうした」という話なのですが、ここに海外不動産投資の解が一つあると思っています。個人が何千万円もかけて区分不動産を購入するのは割とリスクが高い行為でもあります。国、都市、物件、管理、賃貸付、売却まで考えると、落とし穴がたくさんあります。また販売する不動産会社も売上を立てないといけないので必死です。それで素晴らしい物件ばかりだと問題ないのですが、そこは海外なので、やはりリスクと隣り合わせです。

そういう意味でプロの不動産会社が物件選定から管理、配当まで行うということになれば、利回りは低くなるかもしれませんが、安定はします。この安定というのが裾野が広がるきっかけになるわけですし、裾野が広がれば物件や管理のレベルが上がってきます。

我々協会としては、こういった状態を目指すべくもっと安心・安全な海外不動産取引ができればと思っています。

以上