海外不動産協会コラム(2021年10月28日発行)
海外不動産協会コラム(2021年10月28日発行)
【フィリピン】BGC―オルティガス接続道計画の橋開通
フィリピン公共事業道路省は13日、マニラ首都圏パシッグ市とマカティ市を結ぶ橋「カラヤアン橋」が開通したと発表した。タギッグ市の新興開発区ボニファシオ・グローバル・シティー(BGC)とパシッグ市オルティガス・センターを結ぶ接続道の敷設事業の一環。接続道は12月までの完工を目指す。
橋は440メートルで4車線あり、パシッグ川の両岸にあるサンタモニカ通り(パシッグ市)とロートン通り(マカティ市)をつなぐ。
接続道の敷設事業は、BGCにつながる2車線の高架橋建設などが含まれる。工事が完了すれば、首都圏の幹線道路エドサ通りと環状5号線(C5)の交通量を20%削減できるという。BGCとオルティガス・センター間の所要時間は1時間から12分に短縮される。
海外不動産協会:NNA記事より
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フィリピン不動産を理解されている方からすると、「ようやくできた」という感覚かもしれません。オルティガスとBGCを12分で繋ぐ橋です。もちろん、今までもオルティガスとBGCをつなぐ橋も電車も高速道路はあります。
ただ、渋滞状況によってはBGCからオルティガスまで1時間以上かかることもあって、それくらい渋滞がひどいエリアなのも確かです。この橋ができることで渋滞緩和、そしてBCG⇄オルティガスが近くなるので、住民にとっても利便性が上がり、そして不動産においてもオルティガスの地位が上昇しやすくなると言われています。
コロナ禍の中、きちんと開通まで持って行ったのは素晴らしい仕事だと思います。
以上